料金体系

私の和文英訳はネイティブチェック込みとなります。一度メールで問い合わせて頂ければ、お見積り致します。

料金設定が少々高く感じられるかもしれませんが、現在私の所には仕事が殺到していますので、ネイティブチェック・校正を含めた高品質な和文英訳をお求めの新規のお客様には値段相当の満足してもらえる翻訳を提供致しております。

作業の必要工数が原稿の難易度によって変わりますので、料金制度にもある程度の柔軟性を持たせています。大口な仕事や継続的な仕事の割引料金や、図面翻訳、ドキュメント校正作業、その他通訳等の料金についてはお問い合わせ下さい。

校正(リライト)含む翻訳料金(日本語原文の文字数によって設定されます):

一般: 日本語1字10円から (1ページ400字詰めで4,000円)

技術書・契約書: 日本語1字15円から (1ページ400字詰めで6,000円)

特許: 日本語1字20円から (1ページ400字詰めで8,000円)

納期が24時間以内の急ぎの仕事につきましては5割り増しの料金を頂いております。

逐次通訳、会議通訳、アテンド通訳: 1時間 10,000円から

校閲料金(プルーフリーディングは原文のワード数につき):

一般: 1ワード10円から (1ページ200ワードで2000円)

技術書・契約書: 1ワード15円から (1ページ200ワードで3000円)

特許: 1ワード20円から (1ページ200ワードで4000円)

納期が24時間以内の急ぎの仕事につきましては5割り増しの料金を頂いております。

上記記載料金は全て消費税込です。

見積りや質問等についてはsimon@currie.jp までお問い合わせ下さい。

余談:原稿文字数ベースの料金体系を設定している理由

私が仕上がりワードベースではなく、原稿の文字数ベースの翻訳料金を設定している理由はいくつかあります(もちろん、原稿がPDFの場合など、やむを得ず仕上がりワード数ベースの料金を例外的に使用する場合もあります)。

日本ではまだ仕上がりワード数ベースが一般的ですが、欧米では原稿文字数ベースが基本料金体系となっておりますが、ただ欧米の見よう見まねで原稿ベースにしている訳ではありません。

1)原稿ベースですと最終料金が原稿文字数翻訳レートで算出できるので、見積が明確であり、お客様自ら見積を行う事が可能です。

2)仕上がりワード数ベースは、翻訳者が長文を書けば短期的に課金を増やす事が出来ますので、読みづらい長文の作成を助長する可能性もあります。

3)何語でもそうですが、ダラダラと書かれた長文よりも、簡潔に書かれた文章の方が読みやすく、読者に情報の心髄を伝達しやすいです。

4)長文よりも情報の心髄を捉えた簡潔な文章を書くことを目指す事によって、翻訳者としての技量を常に向上する事を心がけております。

例として以下の全く同じ意味を持った、シェイクスピアのマクベスについての英文が二行あります。

a) Macbeth was very ambitious. This led to him to wish to become king of Scotland. The witches told him that this wish of his would come true. The king of Scotland at this time was Duncan. Encouraged by his wife, Macbeth murdered Duncan. He was thus enabled to succeed Duncan as king.

b) Encouraged by his wife, Macbeth achieved his ambition and realized the prediction of the witches by murdering Duncan and becoming king of Scotland in his place.

b)では合計26ワードですが、a)はなんと2倍近い51ワードです!これは極端な例ですが、長い原稿で仕上がりワード数ベースの課金になりますと、容易に英訳文が長文となり、必要以上の課金が請求される事が想像しやすいでしょう(もし後にネイティブチェックや校正作業が入るのでしたら、これらの作業も必要以上な長文の扱いに困り、無駄な工数を強いられるでしょう)。

以上の理由によって、私が現在の料金設定をしました事についてご理解頂ければ幸いです。


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